すべては、海からはじまった。

当社は、海砂などの海洋資源の採取・輸送、生コンクリートの製造、必要なところに資材をお届けするというワンストップの事業体系を実現しております。
『海からの贈りもの』を街づくりの礎とするため、日々努力し続けております。

海砂採取事業

海からの贈りものを、
街づくりに活用する。

海からの大切な贈りものである「海砂」。当社では、さまざまな建築資材の骨格となる、海砂をはじめとした海洋資源の採取を行なっています。

良質で反応性のない無害な海砂が豊富に堆積されている、九州北部の海域が当社の拠点です。

海砂採取船により採取された海洋資源は、本船に装備される除塩装置にて除塩。

建築材料として使用できる状態となった海砂は、自社保有の船舶やチャーター船にて、主に九州や瀬戸内海のお客さまに販売しております。

海洋物流事業

ジャスト・イン・タイムで、
お客さまのニーズに応える。

海から受け取った海砂などの海洋資源は、大阪の自社拠点まで大型船による大規模輸送して搬入、そこから自社および他社の生コンクリート製造プラント・アスファルトプラントなどに出荷されます。

建材の海上輸送で重要なのは、ジャスト・イン・タイムの輸送力の確保です。

当社では、6,000トン積載の大型船を主力として1,600~1,800トン積載クラスのガット船を保有。

搬入された各種材料を小運搬することで、きめ細やかで強力な輸送ネットワークを実現しております。

建材事業

膨大な資源が備蓄される拠点で、
品質管理も行う。

海上輸送された多彩な海洋資源は、5カ所の作業所に運搬・備蓄され、お客さまのもとへ出荷されます。

北港作業所には、建築材料の検査部門を併設。

お客さまに不安なくお使いいただけるよう、粒度・塩分・水分量などの評価・検査といった科学的な検証を行ない、品質管理を実施しております。

材料の搬入・保管・出荷など、現場はすべて工場内のカメラによってオフィス内で集中管理。

お客さまへ「必要なときに必要なものがある」という安心感を提供できるよう努めております。

生コンクリート事業

素早い供給で、
梅田地区や湾岸エリアの街づくりを担う。

自社拠点において適切に品質管理された建材は、自社プラントで生コンクリートとなります。

JIS規格品である生コンクリートは、製造してから使用するまで90分以内と定められているため、プラントから需要地までの距離が非常に重要です。

当社の生コンクリート製造プラントは此花区西九条に所在し、梅田地区や湾岸エリアなどが輸送圏内です。

梅田の「うめきた地区」や関西国際空港をはじめ、夢洲・咲洲・北港地区の大規模開発など、多くのプロジェクトで街づくりに貢献しています。

流動化処理事業

生コンクリートと並ぶ、
街づくりに重要な建材。

地中埋設管や建築基礎空間の埋め戻し、建築基礎地盤の空洞充填など、建築の幅広い用途に用いられる流動化処理土。当社では、久野悟郎中央大学名誉教授考案の流動化処理工法に基づいて、流動化処理土・高規格流動化処理土の製造と供給を行なっています。

当社では、流動化処理技術において新技術情報提供システム(NETIS)(特許第4482411号ほか)の特許を取得いたしました。

流動化処理土がより多くの建築現場に役立ち、地球環境の保全に資することを課題とし、さらなる技術的進歩を目指しております。

海洋工事事業

海と街をつなぐ工事を、
建材の供給で支える。

海洋工事のビッグプロジェクトが続く、大阪ベイエリア。

当社では、海洋工事で必要となる海洋資源を、地盤改良や護岸工事などの現場にお届けしています。

同時に、これまで培った豊富なノウハウを生かして、技術面での協力も行なっています。

ウォーターフロント開発での地盤改良や護岸工事は、大規模な現場となるため、必要な建材量は膨大です。

私たちの強みでもある海上輸送ネットワークは、こうした大規模工事への資材の安定供給において、その力を発揮しています。